ここにきて再度の非常事態宣言発出と相成り、隣接する他社作業場でコロナ罹患患者が発見され、工場作業ラインを運営するCDREMも再び厳戒態勢に入った。

これでコロナ患者が出て1年、コロナ対応の研究時間は十分あったのに、いまだにマスク着用・手洗い励行のほかには、これは防疫手段として有効で必ずやるべきだという新しいアイデアが何も政府から出てこないのは驚きだし、かつワクチンの接種開始が日本が一番遅れていると聞くと、これ以上自主的に有効性も確認しないまま、いつまで何をやっていっていいのか途方に暮れてしまう。

リモートワークができる業種はいいが、工場運営はリモートワークには限界があり、通勤に電車を利用せざるを得ない事情もあって、いろいろ従業員に行動規制を押しつけ、罹患したらお前が悪いぞ式の対応にだんだんなっていくことから、このまま行くと、経営も働く方も精神ストレスが高まるばかりだ。

マスコミは相変わらず飲食店の窮状ばかり報道しているが、言っちゃ悪いが、もっと困っているのは、都市のインフラを支えている医療機関 公共機関 警察官等の現場の方々、そして工場で働く人々で、そのストレス・危機感は今ピリピリ状態で限界にきている。

また、大きく見ると、どこでも上層部はテレワーク、下は現場でリスクにさらされる、この図式、これ社会的不公平ではないですか?

私は幼少期から剣道をやっていて日本刀は二振りほど持っており、美術品としてその美しい波紋、色、においを楽しんでいます。

実はこの刀、このまま美しいだけでは実戦では役に立たないことご存知ですか。要するに人は切れない。

昔はまず磨き上げた刃筋をあえて砂利と荒砂に何回も突っ込んでギザギザにしてから実戦に向かったとのこと、そうすると刃筋にひっかかりができ、よく切れるという経験則です。これを寝刃合わせ(ねたばあわせ)といいます。

いくらテレワークとはいえ、きれいごとで、俺テレワークで済むはずがなく、それでは社会のインフラは動かず、実際にこの尖がってギザギザになって組織から飛び出してもコロナリスクに身をさらして歯車を回す人がどうしても世のなか必要ということへの認識が今足りないと感じます。

そこへのメンタルも含めた手当て支援はGo To Travel推進や飲食店支援をやるよりよほど重要と思いますが。